基準地の標準価格というのは、公的に発表されている地価の1つです。 基準地の標準価格は、自然的・社会的条件からみて、類似の利用価値を持つと認めらる地域において、土地の利用状況、環境、地積、形状が、通常であると認められる基準値の、1u当たりの売手にも買手にも偏らない正常な価格のことをいいます。 ちなみに、基準地の標準価格は、地価公示の標準値の公示価格と対になる用語です。
共同債権買取機構というのは、不良債権処理のために作られた組織のことです。 共同債権買取機構は、金融機関の不良債権を処理するために、持ち込んだ金融機関の融資で債権を買い取り、第三者に売却することを業務とする機関です。
共有というのは、所有形態の1つで、2人以上の人が同一物の所有権を、量的にそれぞれが持ち合っている状態のことをいいます。 ちなみに、他の共同所有の形態としては、総有と合有があります。
持分というのは、量的に持ち合っている割合のことをいいます。 なお、各共有者は、共有物全部について、持分に応じた使用をすることができます。
共有持分の割合は、法律の規定や共有者の意思表示によって定まりますが、不明な場合には、相等しいものと推定されます。
□仮処分